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フェルト制作アトリエの春夏秋冬

チホレーヌのブログ

「円めがねのひつじ歳時記」

帽子作りのこと、素材のこと、羊やフェルトに関する資料、本建て正藍染めなど、四季折々、フェルト作家のアートな暮らしを綴ります。

24節季72候 綿柎開(わたのはなしべひらく)


葉月25日。夏の強い日射しが戻ってきて、まだ早朝なのに背中が暑い。。 我が家で一番暑さが好きな綿の子たちは、さて、どうしているのかな~?としゃがんでみたら、「パカッ」と白いふわふわ顔1号が!(一番下の白い綿)続いて2号(左上)、そして今朝は3号(右上)が、花が咲いた順序通りに下から実って行くのね♪ 益子の藍染工房の日下田さんから分けて頂いた和綿と茶綿の種。 北鎌倉の東慶寺ギャラリーでの個展で再びお会いした際には、今年は5月中旬から下旬にかけて種まきをされ、「綿は暑さが好きなので、暑くなーれ、暑くなーれ!と願いながら栽培している」と仰ってたなぁ。

綿はどんな花をつけるのか、知らなかったなぁ。アオイ科だと知って納得、まさにハイビスカスのような花で驚いた~! でも、稀少な綿の種なのに双葉の頃に半数は鳥さんに食べられてしまったり、名札を抜いて遊ばれてしまったり、小さな混乱があってどれが茶綿でどれが和綿の苗なのか???茎や葉脈の色が濃い赤茶のほうが茶綿だと思っていたのに、白い顔が開いてるし。。茶の綿が開くまで、確定するのはお預けねぇ。 葉は真上から見て120度毎ずらして生え、重ならないように上下10cm間隔で、一か所から2本の葉枝を出し、うち1本に花(実)を付けている。

週末、友人家族が遊びに来てくれるので、困った時の料理お助け本「きょうの料理七十二候」を開いて、、処暑のお献立を眺めていたら、初候はなんと「綿柎開(わたのはなしべひらく)」。綿の子は暦の通りちゃんと開いたんだなぁ~。 暑さが続いているので、ちょっとページを戻して、先付けは「海老と枝豆のだし氷酢青じそ茗荷添え」にしました。

和綿のことを知るべく例によって古い書物に当たってみると、「農業全書巻6」文化12年(1815年)宮崎安貞著、に「木綿」や「藍」の項目を発見。古典文字でよく解らないけれど、栽培について事細かに記述されているよう。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2557378

茜についても「茜根」と記されており、当時はやはり日本茜かな?それとも、インド茜が輸入されていたのか、、。

これは春先に双葉から育てた日本茜。苗は植え替えたばかりで半日陰で過ごしてもらっているけれど、折れた茎も元気になって随分成長して来たなぁ。茎は四角で小さな逆刺があり、ハート形の葉。 根を染料にするにはあと1年、気長に成長を待とう♪

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